竹内選手 ワールドカップ&世界戦を終えて その2

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初の海外レース、ワールドカップから一週間。シクロクロスの世界一を決めるレース、世界選手権が開催された。この間、先輩方とトレーニングを行い、しっかり乗り込むことができた。レース二日前からはコーストレーニング。前日の試走では、日本チャンピオンである竹之内悠さんと一緒に走らせてもらい、重要なポイントを教えてもらった。レース当日。天候は雨。コースコンディションはマッドだ。非常に重く、踏み切る力が必要だった。

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定刻11時、レーススタート。各国の代表が勢い良く飛び出していく。僕は、先週の落車のイメージが残りやはり踏み込めない。と、前方で集団落車が起きた。ギリギリかわすが、その後の泥区間でごぼう抜きされ、ずるずると順位を落としてしまった。走っていて虚しさがこみ上げてくる。どれだけ踏んでも追いつくどころか、付いていけない。。。
48位。何もできなかった。自分のスキルのなさ、力のなさに愕然とした。けど、もっと上で走りたい。もっと強くなりたい。そう思えたレースだった。来年もこの舞台に戻ってきて、リベンジしたい。

日本からの沢山の応援、本当にありがとうございました!
竹内遼

竹内選手、ワールドカップ&世界選手権を終えて  その1

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世界戦一週間前のワールドカップ、nommey大会に日本ナショナルチームとして参戦した。コースは、とにかく泥がひどい。パワーで踏み切れなければ勝負できないと感じた。

定刻10時、ジュニアクラスのレースがスタートした。あまりの勢いの良さに、落車の恐怖を感じる、とその間に、前の選手が大きく蛇行。フロントタイヤが接触し弾かれてしまう。地面に叩きつけられたが、なんとか走り出す。前との間がかなり空いてしまった。ゴールまで集中は切れなかったが、47位という結果になってしまった。スタートがあまりにも速く、恐怖で踏み切れなかったのが良くなかったと感じる。ただ、世界戦に向けて感覚はだいぶつかめた部分もあった。
チームプロライド 竹内遼

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