世界選手権を振り返って  竹内選手

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ワールドカップホーガハイデから一週間。納得出来るコンディションで試走に臨むことができるまでに体調は良い。そんな中で迎えた世界選手権。コースコンディションは、凍結路面、それが溶け始める時間帯で行われ、刻一刻と変化していった。タイヤの空気圧はギリギリまで下げる。日本ではありえない数値。そこまで下げないと、うまく走れない状態だった。
召集時間になり、コールが始まる。24番コール。スタートがうまく決まればチャンスはあると思った。
定刻10時。一斉にスタート。怖い。恐怖しか感じないスピード域。ここで躊躇してしまい、踏み込んでいけない。出遅れる形となってしまった。前方では頻発する落車。自分のペースで走れない。焦りから、ミスも連発させてしまう。
全く噛み合わない間全く噛み合わない全く噛み合わないままラスト2周。やっと集中した走りができ、前のパックに追いつく。ラストはスプリントになったが、競り負け、53位でレースを終えた。
悔しい。もっと上で走れるという自信があったから尚更。
自分の気持ちの弱さを露呈させる結果となってしまった。
来シーズンから、U23カテゴリーとなる。またこの舞台で走りたい。絶対走る。
最後に
現地でスタッフとして帯同してくださった皆様、応援してくれた家族、チームの方、友人には感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
竹内遼