アジア選手権レポート 平林選手

アジアの覇者となった平林選手のレポートをどうぞ

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大会名:アジア選手権
開催日:10月27~11月4日
開催地:インドネシア
カテゴリー:ジュニア
スタート:1番
リザルト:1位
タイヤ:スペシャライズドファストトラック
ドリンク:ウェストベルグ
シトラス、ベリー
アジア選手権大会が、日本から飛行機で約8時間のインドネシアで行われました。10月27日に移動をして28日に現地入りしました。インドネシアは自分の予想していた気温よりも暑く、湿度が高かったため非常に苦しいレースになるどろうと思いました。他にも、交通手段や大会のスケジュールの変更などと大変な部分もありましたが、チームの皆さんやスタッフの皆さんのアドバイスやサポートによりしっかりと調子を整えてレースに挑むことができました。今回のコースは急勾配の登と登りも下りもテクニカルなシングルトラックが多く抜きどころが少ない印象の強いコースでした。ジュニアクラスは4×スタートループ1周でした。

大会当日

朝5:30に起きて朝食を食べてレースの準備をしました。スタートは8:30だったので試走はしませんたが、鈴木監督と一緒にコースの状況を確認しました。コースは前日はウェットでしたが、当日は完全にドライになっていました。アップは、7:30から30分ほどダッシュを混ぜて漕ぎました。今大会はなるべくリラックスを意識して走ろうと思いました。

スタート15分前に招集が始まり、1番コールで1列目に並びました。スタート15秒前のコールがかかってから、突然レースが始まりました。スタートして直後に右にいた選手がハンドルを引っ掛けてきましたが、弾き飛ばして転倒を回避しました。スタートループを3番手で通過し、そのままシングルトラックへ突入しトップの山田選手に追いつき次のシングルトラックで先頭に立つことができました。とにかくリラックスしてミスを最小限にして走りました。無事に大きなミスなく登りのシングルトラックを抜けました。
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下りも登り同様にミスなく正確に走り切る事ができ順調にレースを進める事ができました。しかし、2周目に入り気温が上昇し、かなり呼吸が苦しくなってきました。でも足の調子は悪くなく登りも下りも順調でした。3周目に入ると更に呼吸が苦しくなり暑さに体力を奪われる感じがしました。
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2番手と2分差という情報をもらい気持ちを奮い立たせようとしましたが、暑さで足が回らずかなり苦しい状況でしたが、フィードのかけ水や氷のおかげでペースを落とさず最終周に入りました。最終周に入ると周回遅れの選手が多く出てきました。多少追い抜きに手こずったりしましたが大きく遅れることなく走ることができました。
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そして、最後の20%近くある地獄のような舗装路を無心で登り切り、下りは正確に速くを意識して無事に1位でゴールをする事ができました。

今大会はいろいろと沢山学ぶことができました。最初の2日間は慣れない事が多く調整がうまく出来ず大変でしたがチームの皆さんやスタッフの皆さんのアドバイス、サポートにより大会当日までには万全な状態で挑むことができました。ジャパンチームの皆さんと一丸になって戦って良い成績を残す事が出来てとても充実したアジア選手権になりました。今大会のサポート、応援、アドバイスありがとうございました。

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