竹内 遼選手、日本チャンピオンに!!!

今期好調の竹内選手が、シクロクロスのジュニアチャンピオンに輝きました!

冷静なレース展開、勝つ事にフォーカスし準備を重ねた今期の竹内選手は、レース展開にもすでにそのチャンピオンの風格を纏い駆け抜けました。またその簡潔に済ませられたレポートからは、「次の熾烈な世界戦を思うと安堵していられない」そんな思いが汲み取れます。そんな竹内選手からのレポートが届きました!

 

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いよいよこの日がやって来た。年に一度の日本一決定戦。全日本シクロクロス選手権大会。昨年は僅差でタイトルを逃した大会。全日本のリベンジは全日本でしか果たせない。そんな気持ちでクロスシーズンを迎えた。
コースはSUGOサーキット内に作られたもの。前日の試走では、超マッドコンディションだったが、ジュニアのレースは朝早いため、スタート時には路面は固く締まった状態で、ハイスピードなレースを予想させた。
定刻9時。スタート。うまくいき、ホールショットを奪う。すぐさま山田選手とパックに。お互い得意なセクションで前に出ながら、後続との差を広げていく。一瞬のミスも許されない状況。集中を切らさないよう、また、どこで勝負をかけるか、考えながら周回を重ねる。ラスト2周のアナウンス。得意のシケインを超えると、若干の差が生まれる。ここしかない。一気にアタックをかけ、差を広げにかかる。踏むところは踏み、丁寧にこなすところは丁寧にこなす。メカトラブルにも気をつけ、最後まで追い込み続けた。
1年越しのリベンジ。優勝。こみ上げるものがあるが、気持ちは次に向かっている。もっと、もっと強くなりたい。そう思えたレースだった。
毎レース、精力的に支えてくれた家族、チームの皆様、そして、江崎監督には、感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。
そして、会場での熱い応援、ありがとうございました!


WESTBERG/ProRide 竹内遼