2018 MTB世界選手権 スイス大会 レポート

神永選手からのレポートです。

2018年世界選手権
男子ジュニア 59位 -1laps

2回目の世界選手権。
場所はスイスのレンツァハイデで行われた。
標高が高いので早めに現地に入りして、高地トレーニングをした。
最初は時差や標高に慣れなかったが、どんどんと慣れていった。

ジュニア男子のスタートは16時30分。
周回数はショートループ+5周。
2時間前に会場に入り、ローラーでアップ。
早くレースしたくて仕方なかった。
ついにスタート。
スタート直後は長いアスファルトが続き、そこからシングルに入るので、前に行かないと渋滞がおこる事はわかっていたのに、パワーの差があり前に行く事ができず、急ブレーキをしてしまう時もあり後ろの方でシングルに入ってしまった。
シングルはやはり渋滞していて、なんとか何人かを抜かす事ができ、ジャンプセクションを終えて、広くなった所で前を抜いた。
根っこがたくさんある場所では足を付いてしまい、靴がゆるくなったがすぐに走り始めれた。
途中、1人で走ってしまう場面が多く、雷太監督から前に付いていけと指示を頂いたが、前に追いつこうとするが追いつけない。
きつい状態が続いて5周目に。
スタートの時間差を見た時、1位との差が7分半になっていて、頑張ってペースを上げたが、足切りになってしまった。

今回の世界選手権。
良い結果どころか、-1lapになってしまい悔しくて仕方ないです。
情けない気持ちでいっぱいです。
この気持ちを忘れずにパワーをつけて、来年リベンジします。

とても良い経験になりました。
応援サポート本当にありがとうございました。

使用バイク PODIUM CARBON R

使用サスペンション 32 FLOAT SC 29in 100

使用タイヤ Michelin Force XC

使用ヘルメット OGKカブトSTEAIR

使用グローブ OGKカブトPRG-5

使用サングラス RUDYPROJECT

 

藤木選手からのレポートです!

大会名:world championships
日付:9/6
カテゴリー:men jounir
リザルト:95位 −3ラップ
使用バイク:MONDRAKER 2018 PODIUM                CARBON RR
使用タイヤ:Michelin XCR , XC
使用サスペンション:Fox 32 step cast Float 29            Factory  Kashima
使用ヘルメット:OGKkabuto STEAIR
使用グローブ:OGKkabuto PRGー5
スイス(レンツァーハイデ)で行われた世界選手権。世界はレベルが高いと周りの人が言っているので本当にそうなのか、自分がそれならその殻を破ってやると思ってこの大会に挑んだ。自分の力を全部出し切ることを今回の目標にした。
(大会前)
試走は3日間あった。やっぱり日本のコースとは違った。木の根っこが多く、走りにくい。また、ジャンプセクション、ロックセクションがありテクニックが必要。最初は自信がなかったが何周か走っているうちに自信が出てきて、なんなくクリアできた。
(大会当日)
レースは16時30分スタートだったので日本のレースより遅かった。レース時間に体を合わしていくのが難しかったがしっかり調整することが出来た。
会場は15時に着き、15時30分ごろからアップを始めた。始めは日本チームのテントでアップをしていたがスタートが近くなるにつれて、スタートの近くでアップをした。そして整列が始まり、選手がどんどんとスタートへと並んでいく。僕は62番スタートだった。スタート15秒前になり、一気に自分の確保スペースがなくなり、圧迫感がものすごいあった。16時30分になりスタートを切った。クリートキャッチはうまくいったものの前に空間ができない。前に行こうと思っていたが行けなかった。そして、シングルコースへと入っていくが、そこではもう渋滞となっていて、バイクを歩いて押すことしかできなかった。そんな感じで1周目はほとんどバイクに乗ることが出来なかった。2周目、精神的にも体力的にもきつかったが全力で漕いだ。アスファルトの登りでは5人ぐらいの選手をパスできた。3周目は1.2周目より呼吸が楽になってきた。調子が上がってきた。しかし、思わぬことが起きてしまった。フィードゾーン前の登りで隣の選手と接触してしまい、右から転倒してしまった。痛くて、すぐに立ち上がることが出来なかった。なんとかレースに復帰することができたがその周で80パーセントカットされて95位となった。
(大会を終えての感想)
初めて起こる事ばかりで全く対応することが出来ませんでした。とても悔しいですし、このままではダメだと強く感じました。これから世界で活躍できるようどうしたらいいのかじっくり考えていきたいと思います。
最高のコンディションで挑むことができました。雷太監督、メカニックの白井さん、藤田さん、ドクターの金井さん、マッサージの軽部さん本当にありがとうございました。
この悔しい結果をバネにして次に繋げていきたいと思います。
沢山の応援ありがとうございました!